戻る
■ フルサイズカメラは顕微鏡カメラには不適2026. 4.22

顕微鏡の設定ばかりしていては研究が進まないので、ちょっと頑張って何とか撮影条件を決めるところまで到達しました。

結論として、CanonのEOS RPを顕微鏡用のカメラに使うのは断念しました。カメラの性能の一つにイメージセンサーのサイズがあり、これが大きいと高級機種になります。一般には昔の写真フィルムの1枚の大きさのセンサーがフルサイズ、その半分の大きさがAPS-Cサイズで
レンズを交換するタイプの一眼レフカメラはこのフルサイズかAPS-Cサイズです。レンズ一体型のコンパクトカメラやスマホなどはもっと小さなイメージセンサーが使われています。そしてEOS RPはフルサイズなのでカメラとしては最上位の部類に入ります。が、これは本格的なレンズとの組み合わせで色々な効果を出せるという意味合いで、プロのカメラマン等に使われているのですね。

顕微鏡と組み合わせる場合は全く話が違います。特定の部分に焦点を当てて周辺はぼかすといった特殊効果は求められません。写っている部分が均等であればよいわけです。そして顕微鏡の対物レンズ等から入ってくる像がセンサーに入ってくる際に、イメージセンサーが大きければ一部にしか像が映らないのです。モニターで確認すると真ん中に円形の像が映りますが、周辺は真っ黒。結局倍率が低くなることになります。

ソニーのα5000やα6000はAPS-Cサイズのセンサーなので、これらを用いるとEOS RPよりは円形が大きくなり、x2のエクステンダーをつなぐと黒くなる部分は四隅の一部だけになります。但し、周辺部分のゆがみは激しくなりました。使えなくはないですが、もう一歩。

結局、顕微鏡用のカメラであるSwiftcam SC2003を使うのが一番よさそう。イメージセンサーが小さめで、映る像の真ん中の部分を切り取って画像信号にしているような状況ですね。モニターで見る画像も拡大されて、専用の閲覧アプリもあり問題なしですね。「餅は餅屋」ですね。

いずれにしても、期待していたEOS RPは顕微鏡には不向きのようですね。残念。一般のビデオカメラの代わりの動画撮影専用機として使っていきますかね。顕微鏡やマイクロスコープ用にはSwiftcamを使っていくことにします。