分析機器類(カメラ・測色関係、その他)
測色色差計各種
固体表面の測色は付着汚れの定量に直結するので洗浄性評価において非常に重要です。本研究室では、日本電色 分光式色差計SE-2000、小型の携帯型色差計であるCHN Spec ColorMeter ProとLinshang LS171等がありますSE-2000は2009年に販売終了した製品でネットオークションで入手したもので、いつ壊れてもおかしくない装置なのですが大切に使っています。最近はこの実験室と自宅とで洗浄試験を行うことが多いので、携帯型の色差計を使う場合が多くなっています。
紫外線ボックス+可視・紫外カメラ
可視光や紫外光を照射して汚染状態を観察する装置です。紫外線は365nmと254nmの2種の波長があり、紫外線を照射して発生する蛍光を可視光カメラで観察する方法と、紫外線の反射光を紫外カメラで観察する方法があります。紫外カメラはネットオークションで入手したフルスペクトルカメラに可視光遮断フィルターを取り付けて準備しました。
近赤外カメラ
HOZANの赤外線仕様(940~960nm)USBカメラL-834を主体にしたカメラ撮影システムです。可視光とは若干異なる外観が撮影できるので色々と試してみましたが、今のところ洗浄で利用できるアプリは見いだせていません。今後、また色々トライしてみたいと思います。
金属顕微鏡
Nikon Optiphotの金属顕微鏡仕様です。100倍対物レンズで1μmの光学系の限界レベルまで観察できるようになっています。当然そのレベルではぼやけてきますが・・・。
位相差顕微鏡
オリンパスの位相差顕微鏡。界面活性剤水溶液による脂肪酸の可溶化の様子や、流し台の三角コーナー等の非常に汚れた部分の水中の細菌等を直接観察することができます。
画像解析装置(各種LED光源)
各種LED光源で対象物を照射し、それをRAW画像としてカメラ撮影し、各ドットのRGB信号をXYZ信号に変換して残留汚れ量の積算に利用します。RGB信号をXYZ信号に変換する際には、標準色票を用いて重回帰式を得ます。大学研究室で長年続けてきた研究成果ですが、専用アプリケーション作成は学生さんに任せてきたので、これから自身でプログラムの内容を確認して再構築をしていく予定です。
ルミテスターsmart
アデノシン三リン酸(ATP)を定量する装置であり、最近の衛生試験でよく用いられるようになりました。たとえばまな板等の表面を専用の綿棒で擦って汚れを採取し、この装置に取り付けて数値を読み取ります。
臭気計
悪臭の度合いを数値化する臭気センサー。正確に測定するためには室内の空気の調整や専用のにおい袋の利用など、注意点があります。
水分率計
固体の内部に含まれる水分を測定する装置です。赤外線で対象物を熱して水分を蒸発させ、その際の質量を測定しながら水分がなくなったときの質量を予測して水分量を推測します。
硬度計(固体用)
固体に針付きのセンサーを押し当てて、その硬さを測定します。