☆肌荒れに関与する洗剤類とは?

 肌荒れに関連する洗剤関連商品は主として台所用洗剤と化粧品である。台所用洗剤に関する論議は洗濯用合成洗剤と粉石けんの論議と同様に、合成洗剤vs.石けんの論議の一部としての色彩が強い。台所用石けんを使用している者と洗濯用の粉石けん、または液体石けんを使用している者は重なっている場合が非常に多い。一方で、化粧品については身体洗浄用の固形石けんや種々の洗顔料、シャンプー等の清浄剤の他、界面活性剤が成分として含まれる化粧水、乳液、クリーム等も肌荒れに関連する洗剤関連商品と見なされることもある。洗浄用ではない化粧水や乳液を洗剤類に含むことは基本的には間違いであるが、実際上、肌荒れに関連する論議の中で、洗剤の善し悪しに関連づけて、これらの問題も頻繁に取り上げられているので、ここでは界面活性剤を含む化粧品を包括的に洗剤関連商品と見なすこととする。
 なお、台所用洗剤は洗濯用洗剤と同様に通産省の家庭用品品質表示法で、また化粧品は厚生省の薬事法のもとで規制されている。よって、台所用洗剤では合成洗剤と石けんとの違いが明確にされているのに対して、化粧品に関しては石けん系の商品と非石けん系の商品との区別が明確ではない。一方で、化粧品にはアレルギー反応の抗原となりうるとの報告のあった物質を中心に表示指定成分が定められており、それらの物質が含まれている場合には表示することが義務づけられている。台所用洗剤にはそのような表示指定成分の表示というものはない。なお、2001年より、化粧品に関しては基本的には全成分表示体制になるので、化粧品の指定成分のみの表示という体制ではなくなることになる。
(2000年8月14日)

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