戻る |
■ 研究室の薬品処理 | 2024.10. 3 |
現在研究室の薬品処理で奮闘中。昨年の定年退職以降、大学の研究スペースを使わせてもらっていますが、徐々に専用スペースを減らしています。9月末までに大きな実験室を大学にお返しするという計画でしたので、この8月後半から9月にかけては結構ハードでした。しかし、最後の方で不明薬品が入った小瓶が結構出てきてその処理が大変。 他の化学系の研究室に比べると危険な薬品を使うことは少ないのですが、それでも気を付けないといけないものも。困るのが黄色と赤茶色の液体。染料液、ヘモグロビン、酸化鉄溶液、それに二クロム酸カリウムなどの可能性があるので、ネットで情報収集しながら検出法や処理法を確認。判定用のpH指示薬や非イオン活性剤検出薬なども準備。一滴とって水、プロパノール、ヘキサンに混ざるかをチェックしたり、アルカリで沈殿させてブフナー漏斗で沈殿物除去という作業の繰り返し。 本日で不明薬品対策はほぼ完了です。あとはこれまでに企業等から頂いた界面活性剤や助剤等のサンプルの廃棄処理ですね。というか、調合して器具洗い用とか洗濯用等の洗剤を作っちゃおうかな。うん、それがいいかな。 |